ぜひとも「正当な補償」を受けてほしい。そのための援助を惜しみません。
業務中の事故のために以前と同じようには働けなくなってしまう。その結果、ご本人もご家族も、経済的にも精神的にも困った状況になってしまう。そんな不運な状況となってしまった労働者やご家族の方には正当な補償を受けてほしい。これが私が弁護士として、労災事故事案に注力する理由です。
労災事故が発生すれば、労働者の方は労災保険からの補償給付を受けられます。このホームページをご覧の方の中にも労災保険受給中の方もいらっしゃると思います。労災保険は会社(事業主)に落ち度がなくても、業務中の事故による負傷等であれば一定額を労働者に給付する制度です。労働者にとって貴重な制度です。
しかし、世の中には労災保険の申請を拒む事業者もいます。その理由の多くは、事業者側の都合によるものですが、労災保険の使用は労働者の権利です。実は、事業主の協力が得られなくても、労災保険の申請は可能です。このような状況にある被災労働者の方はぜひともご参考にしてください。「労災隠し」への対処方法
また、労災保険は国が定めた制度として、いわば最低限の補償給付を行うものです。
例えば、①慰謝料(入・通院慰謝料、後遺障害慰謝料、死亡慰謝料)の給付はない、②休業補償が事故前収入の100%分は給付されない、などの不十分な点があります。もし労災事故の発生について事業主に責任の一端があるならば、労災保険ではカバーされない慰謝料等の損害賠償を請求できるのです。
事故の発生に事業主の責任もあると認められることは、決して珍しいことではありません。むしろ事業主に何らの責任もないという方が珍しいとすらいえるかもしれません。そのため、世の中の労災事故のうち、労災保険による補償だけでは、実は本来受けるべき補償を十分に受けられていないという場合が相当にあるのです。労災事故の損害賠償におけるポイント
ご自身やご家族の今後の生活のために、正当な補償を受けるべく、早い段階で専門家である弁護士にご相談されることをおすすめします。
まずは状況をお聞かせください。経験豊かな弁護士が対応いたします。来所が難しい場合はLINEのビデオ通話やZoomでの面談も可能です。
一言で必要書類と言っても一人ひとり違う資料が必要になります。弁護士が丁寧に説明をいたしますのでご安心ください。
手続きを開始します。随時、進捗を報告いたしますのでお任せください。
納得できない場合は審査請求、提訴
※すでに労災認定されている方が対象です
河口法律事務所
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