職場で上司から暴力行為を受け負傷し、上司個人からの損害賠償を得た例

事故内容

依頼者は職場内で上司から故意による暴行を受けました。

依頼者は身体的に負傷する共に、精神面でもショックを受け、暴行後、数か月間、休職せざるを得ませんでした。

依頼の経緯

上司は故意による暴行を認めず、過失だと言い張って責任を認めませんでした。

職場も身体的負傷には労災保険申請をしましたが、精神面の治療等の労災を認めませんでした。

そのため、依頼者は上司や職場に対する不信感を募らせて、当事務所にご相談、ご依頼をされました。

弁護活動

依頼者としては、上司個人の責任を追及したい考えだったので、上司個人に対して損害賠償請求をしました。

上司も代理人弁護士をつけ、故意性や依頼者の怪我の程度や特に精神面での治療の必要性等を徹底的に争う姿勢を見せたため、当方は訴訟提起しました。

訴訟でも諸々の争点について激しく争われましたが、当方は徹底的な立証を行いました。

結果、上司の故意による暴行を前提とする裁判所和解案が示されるに至りました。双方とも、これを受け入れて和解が成立し、解決となりました。

結果

依頼者の怪我等は幸いさほど重いものではなく、後遺障害もなかったため、和解金額は100万円弱と(後遺障害事案と比べると)高くはありませんが、慰謝料や休業損害がしっかりと認められており、弁護士の目からみても満足のいくものと思われます。

また、何よりも上司個人の故意による暴行を前提とした解決なので、依頼者にとっては非常に満足のいく解決となりました。

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